渋谷ジャーナル

新型インフルエンザの患者数が減ったそうだ。とはいえ、まだピークを過ぎたわけではなく、小康状態というところだろうか。
健康的な生活のおかげか、風邪ともインフルエンザとも無縁の生活をしている。友人たちからは確かに罹ったという声を聞くし、お店などの入り口にエタノールが置いてあるので、きっとたくさんの人が感染しているのだろう。しかしなぜか全く私のところにはやってこない。バカはなんとか・・・ということか？
インフルエンザが流行し始めた頃、ニュースなどでも連日の報道をされていたが、店に置いてある手作り作家さんの手作りマスクがバカ売れした。在庫不足で、作家さんにお願いして急遽納品いただいたことも数回あった。今ではすっかり落ち着いて、作家さんも「売れないと切ないけど、なんだか複雑な気分です。」とおっしゃっている。確かに皆さんマスクマスクと買いあさることもなくなったような気がする。一時は薬局に行ってもないという状況で、当店までも恩恵にあずかったわけである。やはり少しずつでも落ち着いてきているのだろう。
インフルエンザによって好景気になっているところもあるというのは複雑であるが、風が吹けば桶屋が儲かるというのは昔から言われていることである。この大不況の中でも順調に業績を伸ばしているところも少なくないと聞く。当店のような弱小企業（？）ももっと見習って努力を怠らないようにせねばいけないと思い直したところである。

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