民主党政権になってからは、従来の官僚主導の政治を改革するという事が大きな
話題になっています。特に象徴的なのが厚生労働省ではないでしょうか。厚生労
働省については、
国際ジャーナルなどマスコミでも話題となった、年金問題を担
当する省庁です。ここに、野党時代から年金問題に対して鋭い指摘を繰り返して
きた、長妻議員が大臣として就任したので、今後の動きが注目されています。長
妻大臣が始めて登庁した時、いつもは新しい大臣を拍手で迎えているのにも関わ
らず、長妻大臣に対する拍手はなかったのが、厚生労働省の緊張感を表している
のではないかと感じます。元々、官僚という仕事は、国民の利益に貢献する事が
仕事のはずです。ですから、政治家対官僚というような対決ムードをいたずらに
あおるのではなく、原点に帰って、国民に対して最高のサービスを提供するとい
う形になって欲しいと思います。長妻大臣は就任と共に、後期高齢者医療制度の
廃止、生活保護を受けているひとり親世帯への母子加算の復活、障害者自立支援
法の廃止など、民主党が選挙で公約として挙げていた政策を矢継ぎ早に実行して
います。官僚の皆さんも、選挙の結果という重みを受け止めて、前向きに頑張っ
てもらいたいですね。
国際ジャーナル報道ニッポン現代画報国際通信社報道通信社現代画報社