美しくある事
国際ジャーナルに異業種企業の化粧品市場進出の記事を見つけた。
お正月休みに何気なくTVを観ていると、「お正月を写そう!」で有名な企業の
CMが写真と化粧品を紹介していた。
写真フィルムの会社が化粧品を作る理由はというと、フィルムの材料は1/2がコラーゲンだそうで、その他にも化粧品作りに活かせる技術が沢山あるのだそうな。
その他にも食品関係や宝飾関係の企業も次々に参入している。
女性にとって“いつまでも美しくいたい”というのは永遠のテーマであろう。
かのクレオパトラも美しさを保つためにミルク風呂を始めとした数々の美容方法を試したと言うし、楊貴妃に至ってはコラーゲンを食していたそうだ。
女性は美しくなるためにはお金を惜しまない。それぞれ限度はあるけれど、多少の無理くらいはするものだ。その欲求が集まる市場は大きなお金が動くのだろう。更に最近は男性までもが美容に気を使う時代になっているから、市場規模は暫く小さくなりそうもない。
が、歴史に残る美女には共通点がある。それは決して外見だけが綺麗な“お人形”的な存在ではなかったという事で、つまり優れた社交術があったり、慈愛に溢れていたりと、
内面の美しさがあったという事だ。確かに今も自身が本当に美しいと感じる人は、振る舞いが優雅であったり、生き方が凛としていたりする。
それでも、同じ振る舞いや生き方をするには長い時間と修練を必要とするから、せめて同じ美容法をと思い、今日もせっせと化粧品を消費するのだ。
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